ハーブで暮らしを楽しむ㉔
チョコレートがお店にたくさん並んでいる季節ですね。実はこのチョコレートに使われているカカオも、ハーブのひとつってご存知ですか?
背の高いカカオの木に実った果実の中に、30~60個のカカオ豆という名の種子が入っています。この種子を発酵乾燥したものを、ココアやチョコレートの原料として利用しているのです。カカオには食物繊維やポリフェノールが含まれていて、がんや動脈硬化などに予防効果があり、心理的ストレスにも抵抗力を強めると言われています。ほかにも虫歯予防効果や集中力、記憶力を上げる効果も確かめられているそうです。
カカオ豆が、紀元前2000年ごろには「神の食べ物」と呼ばれ、16世紀頃では不老長寿の薬のひとつとして飲まれていたというのも納得です。チョコレートやココアが長い歴史の中で多くの人に愛されてきた理由が分かる気がします。
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更新日時 2013/02/14