絵本の良さを伝えたい 楽しむ会が紹介
絵本と出合い、楽しさを味わってもらおうと、池田市の「絵本を楽しむ会」が、幼稚園や小学校で読み聞かせをしたり、定期的に勉強会を開いたりしている。
メンバーは主婦ら20人。子育て中に出会ったお母さんたちが、18年ほど前から絵本の勉強を続けている。最初は自分の子育てに役立てようと会にかかわり、やがて絵本の奥深さに引き込まれていった人も多い。その1人、田中明美さんは「子どものために始めたことが、すっかり自分の楽しみになった」と話す。
会は子どもと「一緒に楽しむ」ことを大事にする。松前敦子さんは「本棚の隅に眠っているけど、ほっこりと心温まる作品がたくさんある。そんな絵本を通じて、子どもと楽しい時間を分かち合ってほしい」と話す。
マチゴトは会がおすすめする絵本を「子どもと楽しみたい絵本」として毎号、紹介する。これから読み聞かせを始めたい「よちよち編」と、少し慣れてきた「てくてく編」に分けて掲載する。
(進藤郁美
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第19号(2011年4月14日)
更新日時 2011/04/14