豊中市と豊中市医師会が災害時の医療救護協定
豊中市と豊中市医師会(上辻浩夫会長)は3月10日、災害時における医療救護活動に関する協定を締結した。阪神・淡路大震災から20年を迎えた節目に、震災時の救護活動をさらに円滑に化をめざす。
協定により、災害時に設置される医療本部に医師会が参画するほか、医療保健センター(上野坂2)と庄内保健センター(島江町1)に設置される医療救護所に医師や看護師を派遣する。また、災害時の医療救護活動マニュアル作成や防災訓練などでも市と連携する。
上辻会長は「協定の締結により、市民の皆さんの安心につながる。これからも災害医療の啓蒙に取り組んでいきたい」と話した。淺利敬一郎豊中市長は「災害時の市民の皆さんの安心・安全につながる。医師会とともにいざというときに備えたい」と語った。
豊中市は災害に強いまちづくりをめざし、自主防災活動支援事業を支援するほか、マンホールトイレやかまどベンチなど防災機能を持つ野田中央公園(野田町)を2013年にオープン。また、これまでに2013年に豊中市薬剤師会と災害時の救急医薬品などの供給に関する協定、2014年に民間事業者と災害時における仮設トイレなどの供給に関する協力協定を締結している。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.03.13
更新日時 2015/03/13